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資本に国境はあるか?——米・欧・日の投資家が挑む、イノベーションの地政学
クロスボーダー・イノベーション投資のルールが、いまリアルタイムで書き換えられている。日米550億ドル戦略投資基金は半導体・AI・重要鉱物への資本を加速させ、EUはChips ActやAI Actにより新たな規制回廊と障壁を築きつつある。一方、日本はAI・半導体予算をほぼ4倍に拡大し、世界の投資家は日本のディープテックを「過小評価されたフロンティア」として再発見している。
米国・欧州・日本の3つの回廊を横断する投資家にとって、従来のプレイブックはもはや通用しない。関税交渉がディールフローを左右し、輸出管理がサプライチェーンを再編する。そして、世界水準のIPを持つ日本のスタートアップが米国の同等企業より低いバリュエーションにとどまるという「価値と品質のミスマッチ」は、機会と摩擦の両方を生んでいる。
本ストラテジー・ダイアローグでは、米・欧・日で実際に資本を展開する投資家が集い、最も重要な問いに向き合う。クロスボーダー資本は実際にどこへ流れているのか? 国境を越えたパートナーシップの成否を分けるものは何か? そして地政学的分断が進む世界において、ボーダーレスなイノベーションはまだ可能なのか——それとも、新たなモデルが必要なのか?